さてさて、遅筆のため前回のエントリーから約一週間以上経ってしまいましたが、前回の続きをば
前回のお話: Unity、UE4等ゲームエンジン用のモデル配布に対する前提のお話
前回は、現時点までの各界隈の状況をかいつまんで書いてみたと。
で、今回は今後どうやっていけばいいか、BowlRoll の中の人から見た視点で書いていこうかと思いましたが、文章が長くなりましたので、用途に応じた提言をば。
まずは、利用させたくない場合はどうすれば、というところから。
前回のお話: Unity、UE4等ゲームエンジン用のモデル配布に対する前提のお話
前回は、現時点までの各界隈の状況をかいつまんで書いてみたと。
で、今回は今後どうやっていけばいいか、BowlRoll の中の人から見た視点で書いていこうかと思いましたが、文章が長くなりましたので、用途に応じた提言をば。
まずは、利用させたくない場合はどうすれば、というところから。
※タイトルに書いてある通り、これは「提言」であり、BowlRoll を利用する上でなんら強制力を発揮するものではありません。
つまりは、この内容をみて行動するか否かは、貴方次第ということで〜
■Readme の利用用途の項目に、利用を許可するソフトを指定する
前回記載しました通り、現行では MMD4Mecanim (Beta) を利用することで、pmd(pmx)ファイルのモデルをFBX形式に変換することが出来ます。
つまりは、pmd(pmx)ファイルをWEBで公開している以上、FBX形式で読み込めるソフトで利用可能である、というリスクが付きまといます。
なので、ファイルを公開する上でソフトレベルでの利用制限を設けたい方は、必ず Readme にその旨を記載する様にしたほうがいいでしょう。
この内容は、現状モデル関連がメインとなりますが、公開している以上モーション系、エフェクト系、果てはUTAUの人達にも影響を及ぼすかもしれませんので、気になる方は Readme を更新しておいた方が吉。
もし、BowlRoll で配布しているファイルの Readme を更新したい場合、BowlRoll ではファイル差替機能を実装しておりますので、その機能を利用して更新していただければと。
■くれくれ君には「なら、自分で作ればいいじゃん」
上記内容のとおり Readme で書いていたとしても、それでもだだをこねてくる人もよく見かけます。
そういうときは、上記の伝統の言葉を言えばいいでしょう。
そもそも、趣味や情熱で作られた成果物に対し、何の権限もないあかの他人が利用許可を強制する権利はございません。
なので、無視しても問題ないですが、せっかくなので例えば3Dモデルであれば、MetasequoiaやBlender を紹介して作らせてみましょう。
「ないなら、私が作る!」とみんなが参加していって生まれた文化、是非共大切にしたいものです。
ちなみに、BowlRoll もそういった精神から生まれた作品となります。
■Readme のライセンス規約のフォーマットに関しては気にしない
MikuMikuDance 関連の Readme は統一されていないから使いづらい、といった指摘がいつの頃かあった気がします。
では、ここでUnityちゃんのライセンス(UCL) を見てみましょう。
ユニティちゃんライセンス条項 1.01バージョン : http://unity-chan.com/download/license.html
ユニティちゃんライセンス条項・要約版 1.01bバージョン : http://unity-chan.com/download/license_sum.html
と、お前それサバンナでも同じ事言えんの?と同じ状況であることがわかるかなと。
そもそも、モデルに関していえば様々な条件が加味されるため、既存の規約フォーマットでは対応しきれないパターンがあります。
例えば、銃器系でいえば3Dプリンターによる利用を原則的に禁止しなければならないとか、艦これ系はゲーム関連での使用を禁止したりとか、ボカロ、UTAU系ではベースとなる規約が存在したりとか、そもそも二次創作なので、とか・・・
もちろん、その他の理由もございますが、少なくともクリエイティブ・コモンズ等といった既存の規約フォーマットではなく、各自独自の規約で公開しているかが分かってもらえたかな、と。
ただ、それでも規約修正を求めてくる場合も考えられます。
では、そういった人にはなんと答えればいいか?
答えは簡単、Asset Store を紹介すればいいと。
そして一言「あなたが求めているドライな関係で、モデルを購入できますよ?」と。
そもそも、利用目的をモデラーさんに説明して、等と普通にコミニュケーションとれば問題はない話ですが、こうやって高圧的な態度で迫ってきたのには、プログラマ業界のライセンスに関する認識によるもの、という話を聞きましたが、ここら辺説明すると長くなるのでまた今度で。
あ、最後にもう一つこういった例もあるのかなと。
Q.「独自ライセンスだと、どこに地雷が仕込まれているか分からないから、うかつに使えないのでは?」
A.「それ同条件で使っている動画職人disってんの?一言制作者に聞けばわかるはずだろ?」
ということで、BowlRoll では、制作者とコミュニケーションが取れる様にSNSアカウントと紐づけられております。
利用内容で迷ったら、作者の投稿ページから各種SNSページへ飛んでいき、直接問い合わせれば吉。
とまあこんなところで、現状で ゲーム制作者側に対して不信感を抱いているモデラーさんが一定数いるということを、忘れない様にしていただければと。
まあ、発端の内容を見る限り、「まあそうなるわな・・・」としか言いようが無いですがw
さて、それでは次は利用させてみたい方向けのエントリーでも。
つまりは、この内容をみて行動するか否かは、貴方次第ということで〜
■Readme の利用用途の項目に、利用を許可するソフトを指定する
前回記載しました通り、現行では MMD4Mecanim (Beta) を利用することで、pmd(pmx)ファイルのモデルをFBX形式に変換することが出来ます。
つまりは、pmd(pmx)ファイルをWEBで公開している以上、FBX形式で読み込めるソフトで利用可能である、というリスクが付きまといます。
なので、ファイルを公開する上でソフトレベルでの利用制限を設けたい方は、必ず Readme にその旨を記載する様にしたほうがいいでしょう。
この内容は、現状モデル関連がメインとなりますが、公開している以上モーション系、エフェクト系、果てはUTAUの人達にも影響を及ぼすかもしれませんので、気になる方は Readme を更新しておいた方が吉。
もし、BowlRoll で配布しているファイルの Readme を更新したい場合、BowlRoll ではファイル差替機能を実装しておりますので、その機能を利用して更新していただければと。
■くれくれ君には「なら、自分で作ればいいじゃん」
上記内容のとおり Readme で書いていたとしても、それでもだだをこねてくる人もよく見かけます。
そういうときは、上記の伝統の言葉を言えばいいでしょう。
そもそも、趣味や情熱で作られた成果物に対し、何の権限もないあかの他人が利用許可を強制する権利はございません。
なので、無視しても問題ないですが、せっかくなので例えば3Dモデルであれば、MetasequoiaやBlender を紹介して作らせてみましょう。
「ないなら、私が作る!」とみんなが参加していって生まれた文化、是非共大切にしたいものです。
ちなみに、BowlRoll もそういった精神から生まれた作品となります。
■Readme のライセンス規約のフォーマットに関しては気にしない
MikuMikuDance 関連の Readme は統一されていないから使いづらい、といった指摘がいつの頃かあった気がします。
では、ここでUnityちゃんのライセンス(UCL) を見てみましょう。
ユニティちゃんライセンス条項 1.01バージョン : http://unity-chan.com/download/license.html
ユニティちゃんライセンス条項・要約版 1.01bバージョン : http://unity-chan.com/download/license_sum.html
と、お前それサバンナでも同じ事言えんの?と同じ状況であることがわかるかなと。
そもそも、モデルに関していえば様々な条件が加味されるため、既存の規約フォーマットでは対応しきれないパターンがあります。
例えば、銃器系でいえば3Dプリンターによる利用を原則的に禁止しなければならないとか、艦これ系はゲーム関連での使用を禁止したりとか、ボカロ、UTAU系ではベースとなる規約が存在したりとか、そもそも二次創作なので、とか・・・
もちろん、その他の理由もございますが、少なくともクリエイティブ・コモンズ等といった既存の規約フォーマットではなく、各自独自の規約で公開しているかが分かってもらえたかな、と。
ただ、それでも規約修正を求めてくる場合も考えられます。
では、そういった人にはなんと答えればいいか?
答えは簡単、Asset Store を紹介すればいいと。
そして一言「あなたが求めているドライな関係で、モデルを購入できますよ?」と。
そもそも、利用目的をモデラーさんに説明して、等と普通にコミニュケーションとれば問題はない話ですが、こうやって高圧的な態度で迫ってきたのには、プログラマ業界のライセンスに関する認識によるもの、という話を聞きましたが、ここら辺説明すると長くなるのでまた今度で。
あ、最後にもう一つこういった例もあるのかなと。
Q.「独自ライセンスだと、どこに地雷が仕込まれているか分からないから、うかつに使えないのでは?」
A.「それ同条件で使っている動画職人disってんの?一言制作者に聞けばわかるはずだろ?」
ということで、BowlRoll では、制作者とコミュニケーションが取れる様にSNSアカウントと紐づけられております。
利用内容で迷ったら、作者の投稿ページから各種SNSページへ飛んでいき、直接問い合わせれば吉。
とまあこんなところで、現状で ゲーム制作者側に対して不信感を抱いているモデラーさんが一定数いるということを、忘れない様にしていただければと。
まあ、発端の内容を見る限り、「まあそうなるわな・・・」としか言いようが無いですがw
さて、それでは次は利用させてみたい方向けのエントリーでも。